今年度は過去の「科学へジャンプ・サマーキャンプ」参加者の高校生・大学生から希望者を募り、欧州で毎年開催されている視覚障害学生のためのサマーキャンプICC(International Camp
on Communication and Computers)2013への参加助成事業を行いました。ICC は、科学へジャンプ・サマーキャンプのプログラム委員長である筑波技術大学小林真准教授が毎年、所属大学の学生を連れてスタッフとして参加していて、私たちが2008年に「科学へジャンプ・サマーキャンプ」を始めたときに一つのモデルとなったキャンプです。1993年からヨーロッパの各地で毎年開催されています。
ICC2013年度:
期間:7月15日~7月24日(10日間)
場所:チェコ共和国のテルチ市、マサリック大学ユニバーシティセンター
参加者数:20カ国から約200人(参加者:140人 スタッフ:40人 ボランティア:20人)
科学へジャンプ基金による日本からの参加者:(高校生2名、大学生1名、引率大学院生1名)
科学へジャンプ・サマーキャンプ実行委員の2名がスタッフとして参加
経過
- 2012年9月30日 科学へジャンプ・サマーキャンプ第4回実行委員会にて、ICC2013参加助成事業決定
- 4月初旬 過去のサマーキャンプ参加者に募集案内を送付
- 4月20日 旅費助成申込締め切り。申込者10名
- 4月22日 運営委員会スカイプ選考会議にて3名を選出。学生引率者として新潟大学渡辺研究室の大学院生幸田紗都子さん指名
- 5月上旬 参加者がICC2013参加申込書を作成・提出
- 5月~8月 『ICC2013マルメガもどき』第1信~第14信を筑波技術大学小林真委員より発信、参加にあたっての案内・注意事項から現地報告や写真等まで詳細に連絡。
- 5月20日~ 英会話練習用として、「Everyday English」を希望者に貸し出し。
- 7月15日 成田発
- 7月25日 帰国
報告・写真